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香ばしき焼饅頭の魅力

2011
28
July

よろしければどうぞと、たまに職場でお土産をいただきます。
甘いものは和菓子洋菓子問わずに大好きなので、いつもありがたく持ち帰るのですが、あるとき、立て続けにお饅頭をもらうことがありました。
そのうちのいくつかを焼饅頭にしてみたところ、普通に食べるよりずっと美味しく感じられて、ビックリするやら感動するやら。
一口かじれば、パリパリになった皮は香ばしく、中から熱々の餡子が溢れるように出てきて、火傷しそうになりながらも、瞬く間に平らげてしまいまいた。
次もお土産お饅頭貰えないかしら。
そう期待してしまうほど、今私の中で焼饅頭が熱いです。私は焼饅頭が好きです、もちろんスタンダードなお饅頭も好きですが、焼いた皮の香ばしさがすばらしい焼饅頭はとくにお気に入りです、焼いた皮と中の餡との相性もばっちりです、焼くことで中の餡の味わいも増しているように思います、ちなみに中の餡はオーソドックスなつぶ餡が個人的は好みです、私の周辺ではなかなか売っていないのが少し難点ですが、出先などで見かけると必ず購入してしまいます、食べたことがない人は是非一度食してみてください。
 30歳以上で結婚をしていない女性のことを、日本では「負け犬」なんて呼びますね。あまり納得できませんが、何を隠そう私もそのひとりです。

【Wu Yuの中国版“新人類”とうまく付き合う方法:中国人女性とのデートで、「中華食べに行こうよ」がNGな理由】

 最初にこの言葉を聞いたときは、「結婚や出産で人の勝ち負けを決めるなんてひどい!」と思いましたが、よくよく考えたら、中国でも「負け犬」女性たちに対して、かなりグサリとくるような表現をしています。

 それは「剰女」。「剰(Sheng)」とは中国語で「残り」の意味で日本語に訳すと「売れ残りの女」。「負け犬」に負けず劣らずかなりストレートな表現ですね。

 ただ、そんな「剰女」よりも、苦しい立場に追いやられているのが、「剰男」と呼ばれる35歳を超えた未婚の男性なのです。その理由は、中国人女性が結婚相手に求める4つの条件をクリアすることが、かなり難しいということが挙げられます。

 3つまでは日本人女性からも聞かれそうな、「高収入」「クルマ」「持ち家」というありきたりのものなのですが、最後のひとつというのが、なかなかハードルが高いのです。

 意外に思われるかもしれませんが、それは「戸籍」なのです。日本では役所に行けば簡単な手続きで戸籍を移すことができますが、中国では農村部の戸籍をもつ人が上海に引っ越したからといって上海の戸籍を得ることはできません。

 このような「大都市戸籍」をもつと保険や銀行のローンなどでさまざまなメリットがあります。だから、結婚して「大都市戸籍」を得たいと願う女性が多くなるのも当然でしょう。事実、私の友だちにも、上海の戸籍が欲しくて、上海籍をもつ男性を探して結婚しました。

 男性からするとゲンナリする話でしょうが、結婚を「現実」と考える中国人女性にとってこれら4つの条件は譲れないところなのです。

 今年のバレンタインデーの前日、中国で初めて「剰男剰女健康状況調査報告書」なるデータが発表されました。調査対象の16万人のうち75%が、「孤独・さびしさ・焦りなどマイナス情緒」を感じており、中でも「孤独・さびしさ」が22.2%とダントツトップという結果でした。

 もしかしたら、これからの中国では結婚したくてもできない寂しい「剰男」が増えてしまうかもしれませんね。

●中国婚活ブームの主役は「親コン」?

 寂しい未婚男女が増えれば、「婚活ブーム」が起きるのは自然の流れのようですね。日本でも合コン、お見合い、結婚相談所などの婚活が盛り上がっているので当然、中国でも……と思われるでしょうが、そこはちょっと事情が違います。

 中国では「剰女」や「剰男」が自分たちで結婚相手を求めて合コンなどをすることは少なく、その代わりに婚活の柱となっているのは、「剰女」や「剰男」の親同士が集まって、我が子の結婚相手を探す「親お見合いパーティ」なのです。

 では、この「合コン」ならぬ「親コン」の一般的な流れを紹介しましょう。まず、会場には男性用と女性用の2枚の大きな掲示板が設置され、それぞれに写真付きのプロフィールが貼り出されています。それらを親たちが厳しくチェック。先ほど紹介した4つの条件をクリアしているかに加えて、重視するのは「四柱推命」です。

 自分の子供と相手の四柱を計算し、相性がいいか悪いかを確認。もし合わないようであれば、4つの条件が素晴らしくても、ダメだという親もいるほどなのです。

 「息子さんは、どんな人がタイプなんですか?」
 「娘さんは料理は何が得意なんですか?」

 そんな「交渉」がいたるところで交わされます。ここで意気投合すれば、あとは本人同士を会わせる日どりを決めて、本当のお見合いにすすむ、という流れです。このような「親お見合いパーティ」は毎週のように開催され、かなり盛況だそうです。

 4月30日、北京市内の公園で催された「1万人の両親お見合い大会」などは、1万人どころか5日間で5万人もの親たちが押し掛け、我が子の結婚相手を文字通り血眼で探しました。もしかしたら私の親も参加していたかも……なんて思ってしまうほど、中国で「婚活」といえば「親コン」がポピュラーなのです。

●で、なんの中華料理?

 「高収入」「クルマ」「持ち家」「戸籍」「四柱推命」――これら5つの条件が中国の結婚で重要視されるのはシビアな現実ですが、「恋愛」となると話は別です。

 やはり人の心は条件だけで割り切れません。日本人も同じでしょうが、中国人もやはり自分のことを一番理解してくれる異性に心を惹かれるものです。

 実は本連載のテーマである「中国コミュニケーション」にもそれはあてはまります。中国人のことを理解している人は、中国人から好意を抱かれ、コミュニケーションも円滑に進みます。逆に中国のことを知らない人は、中国人とのコミュニケーションがうまくいかないケースが多いですね。

 例えば、日本にやってきたばかりのとき、学校の男の子からこんな風に食事に誘われました。

 「Wuさん、おいしい中華料理屋さん知っているから、一緒に行こうよ」
 「なんの中華料理?」

 私が尋ねると、彼はちょっとムッとしながら答えました。

 「だから中華料理だよ」
 「うん、それは分かった。で、なんの中華料理?」
 「……だから……」
 「……」

 私は言葉につまりました。どう説明していいか分からなかったのです。私たちの間に気まずい空気が流れました。

 ご存じの方も多いでしょうが、中国には「四川料理」や「福建料理」「湖南料理」など八大料理があり、味や風味なども全く違います。私たち中国人にとってこれらの「地方料理」はそれぞれ性格が違う個別の料理なのです。

 日本では他国料理を「トスカーナ料理」とか「シチリア料理」という「地方」での呼び方をせず、「イタリアン」と「国」でひとくくりに呼ぶのが主流ですが、中国では「日本の鍋料理」など細分化しています。ちなみに、日本で一般的に「中華」と呼ばれるものは、広東料理のことです。

 でも、彼はそんなカルチャーギャップがあることを知りません。当時の私も知りませんでした。知らない者同士なので、互いに何を言っているのかサッパリで、それ以上コミュニケーションをとることができなくなってしまったのです。

●中国人との会話のツカミは「干支」

 つまり裏を返せば、中国コミュニケーションでは「知っている」ということは、それだけで相手から好意をもたれる武器となるのです。

 例えば、私が以前勤めていた会社の日本人社長は初めて会ったとき、こんなことを言ってきました。

 「WUさんの干支は猿年だね。猿年の人は頭が良いよね」

 すごく驚きました。日本人でそんなことを言ってくる人はいなかったからです。

 実は中国人にとって干支というのは大変重要な意味をもっています。日本で言うところの星座や血液型のように、干支によって以下のような性格があらわれていると言われているのです。

鼠:細心、情熱、感情豊富
牛:正直、勤勉、着実
虎:勇敢、きっぱり
兎:静かな、温和
龍:こころざし強く、頭が良い
蛇:賢い、意思強い
馬:決断力ある、独立
羊:温和、善良、忍耐力強い
猿:明るく、頭が良い
鳥:積極的、進取的
犬:忠実、情熱
豚:純真、正直

 この他にも「相性」もあって一般的には鼠と馬、牛と羊、虎と猿、兎と鳥、龍と犬、豚と蛇は性格が合わない、なんていわれています。

 初対面のあいさつにさらりと干支を話題にできるこの社長に、私は好感をもちました。ほかの中国従業員も同じでした。

 日本人なのに、中国のことをよく勉強してくれている。そんな「姿勢」というのは、やはり相手に伝わるものなのです。みなさんも中国人と会話をする際、「干支」をツカミに使ってみてはいかがでしょうか。きっと相手は驚くし、喜ぶと思いますよ。

 ただ、ひとつ注意してほしいのは、みなさんが「知っている」と思っているのが、実は誤った知識・認識かもしれないということです。例えば、私は北京の隣にある天津の出身なので、日本の方にそれを言うと必ず言われる言葉があります。

 「ああ、天津ですか。天津甘栗とか天津飯で有名なとこですよね」
 「……」

 私はいつも返事に困ります。なぜなら、天津で生まれ育ってきてこれまで天津甘栗も天津飯も食べたこともなければ、見たこともないからです。

 中国では栗の産地といえば、天津ではなく北京です。しかも、なぜ蟹玉をのせた御飯が「天津」なのか。私だけが知らないのかと思い天津にいる父に聞いたこともありますが、やはり父も知りませんでした。

 もしみなさんが中国に行ったときに「東京? ああ、東京飯のところね」なんて声をかけられたら困惑しませんか? そんなことを言ってくる中国人とうまくコミュニケーションはとれますか?

 相手のことを「知っている」と思いこんでいるが、実はぜんぜん理解していない。そんな些細な行き違いから、男女関係もビジネスもこじれていくのかもしれませんね。

【Wu Yu,Business Media 誠】


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